エントランスホールに飾られた蓮じいパネルと写真機、そして・・・
蓮杖の肖像画じゃ。。実はこの画は会場となった文化会館が建つ前にあった旧下田小学校にあったもの。20数年の時を経て、元にあった、この地に戻って来たのじゃ。卒業生にとっては嬉しいサプライズ。下岡蓮杖が卒業生に愛されていた証拠じゃ。
ギャラリーでは写真コンテストの入賞作品が飾られていたぞ。
写真中央にいる人が今回の写真コンテストの審査員長・プロカメラマンの今泉治身さんじゃ。来場のお客さんに説明してくれていたぞ。
こちらはピンホールカメラのワークショップ。お子さんも多く、みんな自分のピンホールカメラを作って楽しんでくれたぞ。
蓮杖研究のスペシャリストによるパネルディスカッション。左から斉藤多喜夫さん(横浜開港資料館元調査研究員)、三井圭司さん(東京都写真美術館専門調査員)、森重和雄さん(古写真研究家・作家)。
写真コンテストの表彰式の様子じゃ。大賞は山田清隆さん。山田さんは街中のひもの屋さんのご主人で、写真は趣味でやっているそうじゃが、なかなかの凄腕じゃ。
今回の下岡蓮杖祭に参加してくださった皆さん、ありがとう!!
最後はパネルディスカッションでも登場したお三方の写真で締めじゃ〜
森重さんお茶目じゃ(笑)
<写真協力>油画茶屋
]]>ちょっと遅くなったが、先日行われた下岡蓮杖ガイドツアー(モニターのみ)に参加してきたので、その時の模様をレポートするぞ。
まずは伊豆急下田駅のバスターミナルに集合じゃ。
黄色いベストを着た人が今回ガイドをしてくれる前田英弘さんじゃ。下田ボランティアガイド協会の方じゃな。蓮じいと同い年くらいかな。この方は実は下岡蓮杖と親戚筋に当たる人じゃ。そんな方がガイドしてくれるぞ。
これは今回のガイドツアーに参加してくれた方に配布される蓮じいのオリジナル缶バッチじゃ。可愛いじゃろ。さぁ、みんなバッチをつけてツアー開始じゃ!!
まずは駅前のマイマイ通りを通って稲田寺(とうでんじ)へ。
こちらには桜田家(下岡蓮杖の本姓)の墓があるんじゃ。写真の右にある四角い墓石がそうじゃ。
つづいて、「明日の筋肉痛は倍返しじゃ(半沢直樹風)」ではないが、現在、半澤塗装さんがある場所は下岡蓮杖が居住していた場所。今は何も残っていないが、普段、蓮じいが歩いているすぐ近くに蓮杖先生の史跡があるんじゃな。
ちょっと寄り道。こちらは伊豆下田のまちに多く点在するなまこ壁の古民家じゃ。白(漆喰)と黒(平瓦)のコントラストが特徴。写真は回船問屋だった「雑忠」さん。西壁は約20mもあるそう。ツアー参加者も思わずみんなで撮影していたぞ。
またまた寄り道。伊豆下田といえば港町。今でも、多くの船が出入りしているぞ。みなと通りを歩き次のスポットへ。
「んんっ」どこへ行くの前田さん。。
ツアーでは、地元の人しか知らないこんな路地も通るぞ。なんだかワクワクするな。
で、辿り着いた先は蓮杖の出生地。下田郵便局の裏手じゃ。
さらに歩き次は「もりおの」へ。ここは日本で初めての薬局があった場所じゃ。今は観光客の休憩スポットになっておる。しかもここは歴史資料を展示しているぞ。写真は当時の写真機じゃ。
おっお宝発見!!これは当時の下田町の写真じゃ。右は今で言うフィルムとなる湿板というガラス板じゃ。それにしても、この町並みは美しいな。
先生の資料もたくさん。
こちらも重要資料!!ここ「もりおの」の場所が蓮杖の写場(写真を現像する場所)があったことを証明する記述じゃ。ここに蓮杖の写場があった理由が面白いんじゃが、理由は非公表なので、店主に直接聞いて欲しい。
「もりおの」を後にして最終目的地へ向かいます。ここはペリーロード。1854年米国ペリー艦隊が行進した通りです。現在はお洒落なお店が点在した観光スポット。
階段を上りやっと着きました最終目的地「蓮杖台」。こちらの展望台は蓮杖の出生地と蓮杖が足軽として勤めた柿崎・玉泉寺が見えることから選ばれた場所じゃ。
「先生!!」いつみても凛々しいですね。ちょっとデフォルメされていますが(笑)。
この像と後ろの石碑の説明も面白いのじゃが、そこはガイドツアーに参加して前田さんから聞いとくれ。
約2時間のツアーじゃったが、前田さんの話も興味深く、楽しく回れたぞ。
このガイドツアーはあと3回開催されるぞ。(詳細はこちら)
みなさんもぜひ参加してくれ。。
次回は10/20(日)。
蓮じいの公式ホームページがオープンしたぞ。
これからは尊敬する下岡蓮杖先生のことや、わしの住むまち・伊豆下田のことをPRしていくから、みんなこのホームページをちょくちょくチェックしとくれ。